曲目

神楽屋形

道行き

Michiyuki
  • 尾張の殿様へ、秋の実りを献上する際の行列の道行きの笛・太鼓が、現在の神楽太鼓と云われています。
  • 今でも秋祭りの時期は、名古屋仏壇の技術を駆使した神楽屋形に甲高い音の神楽太鼓を載せ、笛曲に合わせて、竹撥で打ち鳴らしながら各村々で村中を練り歩きします。
  • 私どもの保存会では、神楽屋形は所有しておりませんので、舞台での演奏は太鼓のみの披露となりますが、秋の蟹江町町民祭りでは神楽屋形揃えがあり、各村自慢の神楽屋形をご覧いただけます。

四ツ節

Yotsubushi
  • 秋の豊作を祝って宴会の席などで飲んで騒いで打ち鳴らした曲と云われています。
  • 四つの節で構成され、終わりなく叩くことができる太鼓です。
  • 私どもの保存会では、初っ切り太鼓として演奏しております。

綿よせ

Watayose
  • 尾張地方は、18世紀頃の尾張縞や明治時代の毛織物など繊維産業が盛んな土地です。
  • この曲は、そういった地方の特色をイメージし、「綿から糸をつむぎ、つむいだ糸からはたを織る」というはた織り唄を太鼓にしたものと云われています。
  • 勇壮な和太鼓とは違う、優美な曲目としてご覧いただけます。

盛津

Moridu
  • 盛津(もりづと読みます)とは、「津が盛える」と書きます。
  • 津とは、その昔港をさす言葉で 『港が盛えりゃ人が来る。人集まれば市がたつ。市たつところに商いあり。商いあれば儲けあり。儲けがあれば蔵が建つ。』ということから縁起の良い曲と云われています。
  • 私どもの保存会では、結婚式やパーティーなどお祝いの席で演奏しております。

神来舞

Shinguruma
  • 神来舞(しんぐるまと読みます)とは、お祭りで神様をお迎えする際に奉納された奉納太鼓と云われています。
  • 私たちの演奏曲の中で一番古くから伝わる曲で、昔は獅子舞と共に奉納されたと聞いております。
  • 私どもの保存会では、現在は太鼓と笛曲のみ伝承されています。

あとぐるま

Atoguruma
  • この曲は、お祭りで神様をお送りする際に奉納された奉納太鼓と云われています。
  • 残念ながら、当時の笛曲のみ伝承されたため、宗家 月星鎮一が弟子とともに平成元年に笛曲に合わせた太鼓を考案しました。
  • 私どもの特徴である撥捌きの「曲打ち」(撥を回しながら打つ打法)を随所でご覧いただけます。